ニオイセンサー / XP-329IIIR
相対比較に加え、指数変換テーブル作成・入力によって、臭気指数変換が可能です。メモリー機能付き。
概要 :ニオイセンサー / XP-329IIIRの製品概要
ニオイの強弱をデジタル数字で即時表示
特長
- 電源投入「1分」で測定OK!
- 毎日ご使用になる場合、1分で測定が可能になりました。
- ゼロベース設定を標準化
- ベース調整用活性炭フィルタを標準装備しました。
- 測定モード切り換えはボタン1つ
- リアルタイム表示の連続モニタリングモードと、バッチ測定1分のモード切り換えが簡単なボタン操作で行えます。
- データメモリー機能
- 「ニオイセンサー」にメモリーされたデータを専用ソフトでパソコンに取り出すことができます。
- 「レベル」と「臭気指数(相当値)」表示切り替えが可能
- ニオイの強さを従来のレベル(0-2,000)表示のほか、嗅覚測定法の「臭気指数」に相当する数値としても表示します。
- オリジナルの臭気指数(相当値)変換を実現
- 測定対象臭気に合わせた指数変換テーブルをお客様ご自身で入力できるようにしました。
- センサーの構造と原理
- XP-329IIIRには高感度酸化インジウム(In2 O3)系熱戦型焼結半導体センサーを搭載しています。
白金線コイル上に金属酸化物を直径約0.4mmの玉状に塗布した後、焼結させた構造です。金属酸化物半導体表面にニオイ分子が吸着すると、その電気伝導度がよくなり抵抗値が低下します。この抵抗値変化をブリッジ回路の偏差電圧として取り出します。
用途
- 工場排気臭測定。
- 脱臭装置や空気清浄器の性能評価。
- 工場周辺の環境管理。
- 室内や車内の環境モニター。
- 河川や工場排水の水質監視。
- 物理化学反応の追跡。
- 病院のニオイ測定、消臭確認。
仕様
型式 | XP-329 IIIR |
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測定対象 | 各種香気•臭気成分 |
測定原理 | 高感度酸化インジウム系熱線型焼結半導体式 |
測定(検知) 範囲 |
レベル表示時:0~2000 臭気指数表示時:0~(40)[レベル表示の2000相当値まで] |
測定モード | モニタリング/バッチの2モード |
表示方法 | LCDデジタル表示(64×128ドットマトリックス) (測定値、測定モード、動作状況、電池レベル、データメモリ数、センサ出力バーグラフメータ、通信チャンネル内容など) |
外部出力 | アナログ出力 レベル表示時:0000~2000に対しDC0~200mV(表示1に対し0.1mV) 臭気指数表示時:00~40に対し、DC0~200mV(表示1に対し5mV) デジタル入出力 RS232C |
データメモリ容量 | モニタリングモード:最大8,188データ バッチモード:最大4,095データ |
使用温湿度範囲 | 0~40℃、10~80%RH(結露なきこと) |
電源 | 単3形アルカリ乾電池4本、付属専用ACアダプタ(AC100~240V) |
連続使用時間 | アルカリ乾電池使用時:約8時間(常温常湿にて) |
外形寸法 | W84×H275×D40mm(突起部を除く) |
質量 | 約640g(電池含む) |
構成品
本体、ACアダプター、コネクタ付き出力ケーブル、活性炭フィルター、ドレンフィルター、吸引アタッチメント、チューブ用口金、テフロンチューブ、活性炭パック、フィルタエレメント×5、コミュニケーションパック、単3形乾電池×4、収納ケース、取扱説明書(臭気指数変換テーブル作成マニュアル・本体)




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