誘導式樹脂管漏水探索機 / D305
樹脂管の配管路と漏水箇所を電磁誘導波で簡単・確実に検出できます。
- 探査深度約5m
- 樹脂管
概要 :誘導式樹脂管漏水探索機 / D305の製品概要
特長
- 周囲の騒音に全く左右されずに漏水箇所を検出できます
- 樹脂管の配管探索が簡単操作で誰にでも行えます
- 用水管や極小の漏水箇所もピンポイント検出できます
- 探索距離は最大500mで埋没探度の測定も可能です
- 塩ビ管・ポリ管の10~700mmの探索深度5mまで対応しています
- 送受信機ともダイヤル調整のみの便利な探索を実現しています
- 水圧や漏水量及び配管径を選ばない優れた順応性です
- 配管の分岐箇所や鉄管の配管路探索も可能です

送信機の設置方法
- ①送信機のプラス端子(赤)に付属の接続コードを差し込み目的管の金属部分に接続します。
- ②送信機のマイナス端子(黒)に接続コードを差し込み、単独の対地接続(アース)を目的管から10m以上離れた場所の標識などの単独の金属体に接続します。
- ※ガードレールは多重アースのため不可です。単独アースがとれない場合は付属のアース棒に接続して下さい。
- ③送信機の主電源を入れ出力調整で出力メーターの指針を発信機からの距離に応じて適宜設定します。
- ※受信機側のメーターがどの距離でもできる限り8~10の間になるよう発信機の出力を調整します。
- ④インピーダンス整合装置を使用して最も強く出力の得られる位置に調整します。


受信機の操作方法
①受信機のスイッチを入れ送信機から送られる音を受信することを確認します。
②管路上を探索する際に受信感度を示すメーターの指針を8~10の間に調整します。(図1)
③送信機から離れると受信感度も僅かながら下がりますので、受信感度が常に8~10の間になるよう、ボリュームを調整しながら配管ルート上を探索します。
④配管路探索をする際に受信機の感度は管直上で最大になり、管から離れると弱くなります。(図2)
⑤配管の進行方向は受信機T字アンテナ部と直角方向になるように探索します。T字アンテナ部が配管 と平行になると受信感度が弱まるため進行方向の確認が行えます。(図3)
⑥配管路上で信号の受信が突然弱まった時には分岐・曲がり箇所などの可能性があります。その地点を中心に受信機を360℃回して配管経路の確認を行います。(図3.4)
⑦漏水地点では受信感度が急激に低下し漏水点以降では受信が困難になるのが特長で漏水以外の⑥の現象は感度の著しい低下が見られず感度低下地点以降もボリュームを上げる事で再度探索が行えます。( 図5)

配管深度の測定方法

①『印1』にT字アンテナ部を近づけたまま、受信機を45°傾けます。
※信号音が減少しますので受信機の感度調整ボリュームを若干高めにセットします。(図1)
②管路上を探索する際に受信感度を示すメーターの指針を8~10の間に調整します。(図1)
②そのままの角度を保ちながら配管のラインと直角方向にゆっくりとT字アンテナ部を前進させます。
この時再び信号音が聞こえ始めた地点に『印2』をします。(図2)
③『印1』と『印2』の間の距離が埋設ケーブルの深度と等しくなります。(図3)

構成品




機器について、レンタルについてなど、疑問があればお気軽にお問合せください。