コンクリート電気抵抗測定器 / Resitest-400M
コンクリートを大きく破壊することなく、コンクリートの表面の電気抵抗率を測定することができます。
- 電気抵抗率を測定
- 0~20kΩ/ 20~200kΩ/ 200~2,000kΩ
概要 :コンクリート電気抵抗測定器 / Resitest-400Mの製品概要
Wenner arrayセンサーを使用し、シンプルながらも、正確な測定が可能。
特長
表面で検査するので、コンクリートを破壊したり、穴を開ける必要がありません。(最も確実な検査方法は、コンクリートの表面に2~3 mmの深さの穴を開ける検査です。)
- 測定値の信頼性を確認するための基準試験片
- ディスプレイを固定するホールド
- バックライト機能
- 約5分間使用しないと自動的に電源が遮断されるのでバッテリーの節約
- 5時間充電で5時間以上使用
- Low Battery表示機能
- 頑丈なアルミケースと保護用レザーケース
- 持ち運びに簡単
測定例

38mm(1.5 ")の厚さ測定

画面表示

測定時の画面

一時停止中に画面

保存時の画面
ソフトウェア

ソフトウェアを使用しての等高線図 (例)
付属のソフトウェア(コンクリート腐食分析報告プログラム RT-400FC / Resist-4040)を使用して等高線図を作成することが出来ます。
測定原理
頑丈なアルミニウムケース のコンクリートの中にある鉄筋の腐食は、電気化学的な作用であるため、金属イオンがコンクリート内に溶解され、鉄筋が多く腐食されることによって、電流がよく流れるようになります。したがって、コンクリートの表面の電気抵抗率を測定するため、コンクリートの腐食状態を類推することができます。
この測定値は、抵抗率で測定されohm単位が使用されます。
コンクリートの抵抗率の値は同じ構造であっても、温度、湿度などの周辺環境に応じて、朝、夕方に異なる場合がありますので、腐食に対する絶対判定値を定めることはできかねますので、腐食の可能性が高い場所を選定して、各ポイントのデータを収集し、分布図を作成し、分析にアクセスすることが好ましく、コンクリートの硬さ測定、電位差式腐食測定のようなその他の方法で検査結果を比較確認するのが良いとされています。

仕様
型式 | Resitest-400M |
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測定方法 | Wenner Arrayセンサを用いた電気抵抗 |
測定範囲 | 0~20kΩ/ 20~200kΩ/ 200~2,000kΩ |
分解能 | 0.1kΩ/ 1kΩ |
表示・機能 | 3 1/2 digit LCD ホールド機能、バッテリー消耗表示 自動電源オフ (5分後) |
表示安定性 | ±1kΩ の入力 |
使用環境温度 | -10~+50℃ |
使用電源 | 1.5V アルカリ電池2個 |
サイズ・重量 | 105×172×68 mm 約990g (バッテリー含む) |
入力インピーダンス分解能 | 100MΩ |
電池寿命 | 1回の充電で約5時間以上 |
構成品
本体(バッテリー内蔵)、ソフトケース、Wennerセンサー、挿入スポンジ(内4個予備)、センサーキャップ、接続ケーブル、基準ブロック、水容器、ACアダプターセット(ACアダプター、電源ケーブル)、コンクリート腐食分析報告プログラム(Mapping Software)RT-400FC / Resist-4040、通信ケーブル、操作説明書、ソフトウェア操作説明書、キャリングケース




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