デュアルタイプ膜厚計 / LZ-990「エスカル」
シンプルで小型ながら、膜厚管理に必要な機能は充実しています。
- 鉄(鋼):0~2mm
- 非鉄:0~2mm
概要 :デュアルタイプ膜厚計 / LZ-990「エスカル」の製品概要
アプリケーション・メモリー(検量線メモリー)機能、測定データ・メモリー、膜厚管理の上下限設定、簡単な統計処理、データ出力など15種の機能を装備しています。磁性金属に施された被膜厚測定と、非磁性金属に施された被膜厚などの測定が可能です。
特長
- デュアルタイプの膜厚計
- 素地が鉄でも非鉄でも測定できます。
- 素地自動判別
- 自動で素地を判別し、その測定モードになります。
- アプリケーションメモリー(検量線メモリー)機能搭載
- 電磁式・渦電流式各8種、計16本までの調整済みのアプリケーション(検量線)を記録します。
- データ出力端子を装備
- 測定データをパソコンに出力可能。
- 多彩な機能を装備
- アプリケーションメモリー(検量線メモリー)、測定データメモリー、データ削除、データ出力、ロット区分、自動電源ON/OFF機能、時計機能、上下限設定、統計計算、バックライト機能、単位設定などの各種機能を装備。

LZ-990の測定可能な皮膜と素地の関係
素地 | 測定皮膜 |
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鉄・鋼 | 塗装 |
プラスチック | |
ラッカー | |
樹脂 | |
ゴム | |
エナメル | |
ライニング | |
亜鉛 | |
クローム | |
錫 | |
銅 | |
アルミニウム | |
その他 | |
アルミニウム・銅・真ちゅうなど | 塗装 |
アルマイト(陽極酸化皮膜) | |
ゴム | |
プラスチック | |
エナメル | |
ラッカー | |
樹脂 | |
その他 |
各部の名称と測定例

角棒の測定例

丸棒の測定例

仕様
測定方式 | 電磁・渦電流式兼用(自動判別機能付き) |
---|---|
測定対象 | 磁性金属上の非磁性皮膜、および非磁性金属上の絶縁皮膜 |
測定範囲 | 0~2,000µm |
測定精度 | 50µm未満±1µm、50µm以上1,000µm未満±2% 1,000µm以上2,000µm未満±3% |
表示分解能 | 100µm未満0.1µm 100µm以上1µm |
表示方法 | デジタル(バックライト付きLCD、表示最小桁0.1µm) |
データメモリー | 約1,000点 |
アプリケーションメモリー | 電磁式・渦電流式各8種 計16本の検量線を記録 |
電源 | 単4形アルカリ乾電池(電池1.5V)×2 |
消費電力 | 40mW(バックライト非点灯時) |
使用時間 | 60時間(バックライト非点灯時・連続使用) |
動作環境温度 | 0~40℃ |
機能 | アプリケーション・メモリー(検量線)、測定データメモリー、データ削除、データ出力、ロット区分、自動電源ON/OFF機能、時計機能、上下限設定、統計計算、バックライト機能、単位設定などの各種機能15種 |
外部出力 | パソコン(USB)、プリンター(RS-232C)に出力可能 |
寸法 | 82(W)×99.5(D)×32(H)mm |
重量 | 約160g |
構成品
本体、ゼロ板ホルダー(鉄素地・アルミ素地一体型)、標準板(50、100、1,000µm)※ハンドストラップ、単4形乾電池×2、キャリングポーチ、取扱説明書
※付属品の標準板は、必ずしも上記のとおりの値ではなく、実測した近似値のものが入っています。
※ テストピースをお付けしておりますが目安のものになりますので、お客様の現場であわせて頂くようよろしくお願い致します。




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