超小型温度振動記録計 / G-MEN DR02α
地震やエレベーターなどの微小振動記録に最適な振動計です。
概要 :超小型温度振動記録計 / G-MEN DR02αの製品概要
G-MEN DR02αは、最大±2Gと±1Gの3軸静的加速度レンジの切り換えが可能で最高サンプリング周期10msecの記録や温湿度センサーによる3軸の加速度と温度、湿度の変化も時間経過と共に記録します。記録されたデータは付属のソフトウェアで表示・印刷が可能です。
特長
- 本体には3軸(X、Y、Z)の加速度センサーを搭載しリアルタイム(10msec)で記録可能 。
- 加速度センサーのレンジを最大±2Gと±1Gの切り換えが可能。
- 本体には温湿度センサーも搭載しているため温度、湿度も記録可能。
- 本体は単4形アルカリ乾電池3本で約20日間(16,300データ)記録可能。
- 記録データは内蔵のUSBインターフェースから取り出せます。
- 記録データは標準添付ソフトウェア「G-TRACE Light」で即座にグラフ表示が可能。
- 記録データはCSV形式で保存ができるため表計算ソフトで計測目的に合ったデータ解析が可能。
- 記録データはEEPROM記録のため電池寿命が尽きた後でも取り出しが可能。
- 記録方式はワンタイム、エンドレス、ハザードエンド、トレースモードの4種類から選択可能。
用途
- 建築物の地震対策や免震・耐震の簡易測定。
- 列車、自動車、航空機、船舶、エレベーターなどの微振動測定。
注意点

G-MENではXYZ3軸方向の測定が可能ですが、それぞれの軸の符号(プラス・マイナス)を見ることで、設置された向きがわかるようになっています。
重力の1Gを感知するので重力方向に-1Gが表示されます。
例えば、床面に対して垂直に、正対する形で機器が設置されている場合はX軸が+1Gになります。 x軸方向にマイナス1Gと出ていればさかさまに設置されているということを意味します。
純粋な測定値を求める場合は、この1Gを除いて考えるようにしてください。
仕様
G-MEN DR02α
形式 | G-MEN DR02α | |
---|---|---|
測定項目 | 3軸加速度、温湿度 | |
加速度センサー | 静的加速度:±2G(±10%) | 静的加速度:±1G(±10%) |
応答周波数 | 0~200Hz | |
最小サンプリング周期 | 10msec | |
測定分解能 | 0.02G | 0.01G |
温度範囲 | 0~+50℃(±1.25℃) | |
湿度範囲 | 30~90%(±3%) | |
記録間隔 | 1秒・5・10・15・20・30・1分・2・3・4・5・10・15・20・30の15通りから選択 | |
記録容量 | 16,300データ | |
動作表示 | 液晶表示 | |
記録保持 | EEPROM | |
通信方式 | USB(miniB) | |
電源 | 単4型アルカリ乾電池(RL03)×3本 | |
電池寿命 | 約20日間(測定環境、電池性能による) | |
仕様温湿度範囲 | 0~+50℃ 70%RH以下(結露しないこと) | |
寸法 | 75.5(H)×60.5(W)×33(D)mm | |
重量 | 125g(電池を含む) |
専用ソフトウェア(G-TRACE Light)
対応OS | Microsoft Windows2000、WindowsXP 日本語版/英語版 | |||
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チャンネル数 | X軸、Y軸、Z軸、温度、湿度 | |||
通信機能 | 設定条件、データ読み取り、開始条件、オンライン測定 | |||
データ保存 | GTR(専用拡張子)形式、CSV形式 | |||
画面表示 | 条件設定画面、グラフ、データ一覧 | |||
グラフの設定 | グラフの種類 | 折線、棒線 | 印刷線の太さ | 2種類 |
グラフタイトル | 任意 | 表示時間 | 時刻、経過時間 | |
グラフの線色 | 2種類 | コピー | グラフのコピー |
構成品
本体(単4電池×3)、カバーケース、USBケーブル(A-miniB)、G-Trace.net(通信ソフト)(CD-R)(Ver1.25.170315 Windows7用)、マグネット、収納ケース、取扱説明書(本体・ソフトウェア・スタートアップガイド・ケース用)




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