膜厚計 レンタル :非破壊検査機器
膜厚計一覧ページです。素地の上に施した被膜の厚さを計測できます。素地が鉄など磁性体用の電磁式と、非磁性体用の高周波式(渦電流式)、超音波式があります。計測する素材によって最適な膜圧計をお選びください。
デュアルタイプ

電磁式と渦電流式の計測がどちらも可能な膜厚計です。磁性体および非磁性金属上の被膜厚の測定ができます。
電磁式

磁石の引張る力の強さ(磁束密度)を測ります。磁石がつく鉄(鋼)の素地が計測可能です。
超音波式

超音波式は、材質の異なる境面で反射するので、そのはね返りの時間を計測します。
校正用のテストピースについて 測定する対象物によって音速が異なるため、 実際の測定対象物で校正をしてください。
測定対象被膜について
鉄素地: 磁性金属上の非磁性被膜 | 非鉄素地: 非磁性金属上の絶縁被膜 |
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素地 鉄・鋼 | 素地 アルミニウム・銅・真ちゅうなど |
塗装、プラスチック、ラッカー、樹脂、ゴム、 酸化被膜、亜鉛、クローム、錫、銅、 アルミニウム、エナメル、ライニング、その他 | 塗装、プラスチック、ラッカー、樹脂、ゴム、 アルトマイト(陽極酸化被膜)、レジスト |
膜厚計の測定原理
電磁式とは
磁石の引張る力の強さ(磁束密度)を測ります。
この強さは、プローブから鉄素地までの距離に比例するため、この距離を膜厚に換算することができます。
磁性体
(磁石がくっつく素地)が計測可能
渦電流式とは
プローブから電流を流すことによって素地に生ずる電流の大きさを計測します。
この電流の大きさはプローブから素地までの距離に比例するため、この距離を膜厚に換算することができます。
導電性・非磁性金属
(電気が流れる素地)が計測可能
超音波式とは
超音波は、材質の異なる境面で反射するので、そのはね返りの時間を計ります。
塗膜の材質ごとの音速が分かっていれば、(音速)×(時間)=(距離)と計算することができます。